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❷歯磨きはお口のトラブルに効果あるのか

はじめまして
歯科助手の加藤です。

皆さんとこのブログを通して歯について「そうだったんだ!」を学んでいけたらいいなと思ってます。

歯垢は歯肉炎の原因で、ブラッシングで炎症が素早く治っていくという研究結果があるのはご存知ですか?

とある研究者はボランティアの歯学部生ににブラッシングする事を止めさせると、歯垢と歯肉炎の指数が相関することが実験的に証明されたようです。

実験的な歯肉炎で、ブラッシングをやめて2.3日で様々な細菌が検出されます。そして7日目までに歯肉炎になってしまったそうです。

しかし歯垢が除去されれば、素早く治ります。

この実験はブラッシングが歯肉炎の予防に効果がある事を全世界に証明したものです。

健康的な歯肉を持った被験者のグループがブラッシングを含む全ての清掃を止めると
①歯の表面に歯垢が溜まる
②全員歯肉炎になってしまった
③ブラッシングを再開したことにより健康的な歯肉に戻ったそうです。

歯磨きは歯肉炎にとても効果があるんですね。
ただ磨くだけではなくしっかりと磨くことにより歯肉炎だけではなく、様々なお口の中のトラブルを防げます。

当院では歯磨きの指導も行っております。
是非ご相談ください。

皆様の御来院お待ちしております。

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❶歯垢と歯周病の関係

本日は歯垢と歯周病の関係についてお伝えします。

歯垢と歯周病の関係性には2つの仮説があります。

1つは歯垢の量が多いと自分の免疫を上回ってしまい歯周病を進行させ、量が少なければ歯垢の毒素は免疫によって中和されるので歯周病の発症や進行は見られないという考え。

もう1つは、ある特別な細菌を含んだ歯垢だけが病原性を有しており、歯周病の発症や進行に関わるという考え。

つまり、歯垢が多ければ多いほど歯周病のリスクは高くなります。
また、全く歯磨きをしていないけど歯周病にならないという方も中にはいらっしゃるかと思います。その方は歯垢の中に病原性の高い細菌が少ないので歯周病になりにくいのです。

自分がどちらのタイプかわからない、歯垢の中に病原性の高い細菌がいるのかわからない、では歯周病を予防するにはどうしたらいいのでしょうか。
それは定期的な歯科医院でのメインテナンスでプロにお口の隅々まで歯垢を除去してもらいます。
歯垢を除去してもその日のうちにまた歯垢が付着しますが、ほとんどはセルフケアで除去されます。
しかし、セルフケアがしっかりとできていないとメインテナンスで歯垢を除去してもその後、歯垢が増加し続け歯周病が進行します。

これが歯垢と歯周病の関係性です。

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