メジャーリーガーがガムを噛んで試合に挑んでいる姿をテレビ中継で目にする事がありますよね。「噛む」という行為はストレスを軽減させ、緊張を和らげる働きが期待できる言われています。
歯にいいガムといえば、キシリトールのイメージが強いかも知れません。通常、虫歯菌は糖をエサにして、歯を溶かす酸をつくります。しかし、キシリトールは、虫歯菌のエサになっても酸がほとんど出来ないため、虫歯菌の成長や増殖を抑制し、虫歯のリスクを減らせます。
また、ガムを噛めば唾液の分泌も促されるため、口が乾きやすいドライマウス傾向の人にメリットがあります。しかし過度な期待は禁物です。
噛んだからといって歯磨きをおろそかにしていい訳ではありません。
歯科クリニックで取り扱う歯科専売品のガムには、キシリトールの配合割合が高いものや、歯の再石灰化を促進する成分が含まれたものなどがあり、特定保健用食品(トクホ)として販売されている商品もあります。
目的に応じて成分や効果を確認して選ぶと虫歯予防や歯の強化にもなるでしょう。
噛むことによって口の機能は活性化し、唾液がたっぷり出るようになることは有益だが、義歯を使っている人は歯科医院でガムを食べる際の注意点を聞いておくのがいいでしょう。
主なデンタルガムの成分
キシリトール
▶︎白樺などを原料として作られる甘味料。口腔内の細菌に代謝されても酸の生産がほとんどない。歯の再石灰化を促す。
CPP-ACP
▶︎CPPとACPの複合体でCPPが牛乳を由来とする成分。脱灰を抑え、再石灰化を促進する作用などがあり、虫歯の始まりを抑える。
※牛乳アレルギーの人は注意
POs-Ca
▶︎じゃがいものでんぶんから調整されたリン酸化オリゴ糖にカルシウムを付加したもの。口内にカルシウムを補給し、丈夫な歯を保ち初期虫歯対策になる。
矯正日記
年齢:28歳
費用:83.6万円
治療期間:
1年5ヶ月/2年6ヶ月中
神保町ミセ歯科•矯正歯科
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