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【71】歯の構造

こんにちは衛生士の會澤です。

人は食事をする際にしっかり前歯で噛み、奥歯で噛み砕き食事していますよね。

日々使っている歯ですが歯は複数の組織でできております。

本日は歯の構造についてお話しさせていただきます。

歯はエナメル質、象牙質、セメント質からできており、その下に歯髄といい神経の管があります。

まず歯が歯茎より上の部分を歯冠、歯茎より下の部分を歯根といいます。

ではまず歯の表面にあるエナメル質からご説明していきます。

⚪︎エナメル質

歯の1番外側を覆っている歯の中で最も硬い組織です。

エナメル質の99%は無機物でできており、エナメル質の厚さは平均2~3mmととても薄いです。熱いものや冷たいもの、酸性の食品など歯がしみるものからの刺激を保護する役割をしてくれています。ですが、酸で簡単に溶けてしまうという弱点があります。普段私生活で飲食するものには多くの酸が含まれていますので、なるべく酸が含まれているものは避けエナメル質を守りましょう。

⚪︎象牙質

エナメル質、セメント質の内側にあり、歯の全体を形づくります。

エナメル質よりも柔らかく、酸に溶けやすいもので象牙質には象牙細管という細い管が通っていて、管の中は組織液で満たされています。

⚪︎セメント質

歯根部表面を被っている組織で、歯根膜によって歯槽骨と結合しています。

⚪︎歯髄

神経が通っており、神経線維の他に血管やリンパ管などが通っています。
象牙質に栄養を補給しています。

歯は人の体に絶対あるものですが中の構造はこのようになっています。上記に記載したものの中で初めて聞いた名前のものや聞き馴染みがない名前のものもあったかと思います。

私は自分の体に関与しているものは知っておいて損はないかと思いますので、是非みなさんも覚えてみましょう!

次回、歯周組織についてお話しさせていただきます。楽しみにお待ちください!

少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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