冷たいものを口にした時、歯がしみる【知覚過敏】の原因に【酸蝕歯(さんしょくし)】の場合があります。
酸蝕歯とは、酸性の食品や飲料を頻繁に摂取することで酸によってエナメル質が溶けて傷んでいることです。
エナメル質は虫歯菌がつくる酸だけではなく食の酸にも弱いという弱点があります。
唾液の流れが悪い上下の前歯の表面、特に根元が欠けているようなら酸蝕歯の可能性があります。
2013年に発表された論文によると、ヨーロッパの7カ国3187人のうち、29%に酸蝕症が見られたとのこと。
日本では、2015年に東京医科歯科大学の研究チームの論文では、全世代で約4人に1人の罹患率26.1%と発表されています。
炭酸飲料やスポーツドリンク、お酢や柑橘類を使った飲み物などをダラダラとる習慣によって生じるとされ、実際、健康にいいからと、お酢や柑橘を摂りすぎて酸蝕歯になったケースもあるそうです。
酸蝕歯を防ぐには酸性度の高い飲料などを飲んだ後、長時間他のものを食べない場合は、水で口をゆすぐこと。またわそういった酸性度の高い飲料を口に長時間貯めないこと。
特定の歯で果物をかじる習慣も要注意です。
酸蝕歯がある方にはエナメル質を強化するフッ化物配合の歯磨き剤を使う事をおすすめします。
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矯正日記
年齢:28歳
費用:83.6万円
治療期間:
1年3ヶ月/2年6ヶ月中
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